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「セーブ・ザ・チルドレン 子ども・地域おうえんファンド 第4回」の助成先団体に採択されました

Try Angleはこのたび、セーブ・ザ・チルドレンが実施する「子ども・地域おうえんファンド」の第4回助成先団体に採択されました。

助成プログラムの詳細はこちら:

https://savechildren.or.jp/japan/localnposupport/ouen

助成の趣旨

本助成は、日本各地で子どもの暮らしや育ち、まなびを支える非営利活動を応援し、子どもたちが安心して成長できる環境を長期的に改善していくことを目的とした助成プログラムです。

子ども、保護者、子ども支援関係者のために各地で活動する団体を幅広く助成対象とし、資金面の支援だけではなく、組織運営や団体の活動における「子どもの権利保障(セーフガーディング)」の視点からも伴走サポートが行われます。

「子どものセーフガーディング」とは

子どものセーフガーディングとは、子どもに関わる立場にある大人からの虐待や搾取など、子どもの権利に反する行為や危険を防止し、安心・安全な活動と運営を目指す組織的な取り組みです。

Try Angleでは、病気や障害の有無にかかわらず誰もが旅行を楽しめる社会の実現を目指し、これまで医療的ケア児とそのご家族の「やってみたい」を形にするサポートを続けてきました。

しかし、病気や障害のあるお子さんの中には、言葉や身体表現で意思を伝えることが難しいケースも多く、また、医療的ケアの内容によって活動に物理的な制限が生じるケースもあり、つい日々の活動が「周囲の大人ができる範囲で」と限られてしまうこともあります。

大人が日々心がけていても、病気や障害のある子どもたちの声を受け取り、権利を守ることの難しさを痛感しています。

今回の助成で実施する活動

Try Angleでは、今回の助成を活用し、以下の活動を実施します。

①医療的ケア児本人へのヒアリング

会話によるコミュニケーションが可能な医療的ケア児の方々に、日頃の大人とのコミュニケーションでの困りごとや、「今はかなえられていないけれど、本当はやってみたいこと」を丁寧に伺います。

②医療的ケア児に関わっている大人へのヒアリング・勉強会の実施

医療的ケア児と関わっている大人たちは、会話以外でも、指さしや目線の動きなど、様々なことから繊細に子どもたちの気持ちや意思を読み取っています。皆さんが普段どのように子どもたちとコミュニケーションを取っているのかヒアリングの上、近しい状況にあるお子さんにどうかかわるとよりセーフガーディングが実現されるか、支援者や保護者間での学びあいの場を設けます。

③「医療的ケア児と活動するときの“やくそく”」づくり

上記のヒアリングや勉強会を通じて得られた知見をもとに、医療的ケア児と活動をするときに大切にしたい“やくそく”をまとめ、広く発信します。

これまでも、医療的ケア児の生活を支える大人たちは、日々さまざまに心を砕き、子どもたちを尊重しながら関わってきました。

しかし、近年「子どもの権利を守ること」の重要性が広く語られるようになりましたが、その議論の中に、病気や障害のある子どもたちの視点が十分に含まれているとは、まだ言い切れない現状があります。私たちは、そこに一歩踏み込み、難しさのあるテーマに取り組もうとしています。

医療的ケア児の声をまんなかに置き、子どもたちが安心して活動できる環境をつくるためには、支援職やご家族といった近い存在だけでなく、レジャー業界をはじめ、これまで医療的ケア児と接点の少なかった方々にも知見を広げていく必要があります。

今回の取り組みは、そのための大切な第一歩だと考えています。

Try Angleは、子どもたちとご家族、そして支援者の皆さんとともに、この歩みを丁寧に進めていきます。

どうかあたたかく見守り、応援していただけたら心強いです。